事務所通信
2019年2月号『農業!』
早いもので合格から5年経ち、時間をかけて作成した書類を提出した結果、1月31日付で、日本政策金融公庫の農業経営アドバイザー試験合格の資格が更新されました。
また、2019年2月はなんと3週間連続で農業関係のイベントがありました。
そこで今回は、『農業!』について、書きたいと思います。
1.農業経営アドバイザー
農業経営アドバイザー制度は、「農業の特性を理解している税務、労務、マーケティングなどの専門家からアドバイスを受けたい」という農業経営者の要望を受けて、経営への総合的かつ的確なアドバイスを実践できる人材を育成するために2005年2月に創設されたものです。
農業経営アドバイザーは、農業経営者から寄せられる幅広い要望に専門的かつ柔軟に対応して、経営発展を支援します。
2.香川県農業経営者協議会
香川県農業経営者協議会は、法人経営を行う先進的な担い手で構成されており、同協議会に設置している次世代を創る会には新規就農者も加入しています。
昭和44年に設立され、2月1日、創立50周年記念大会が開催されました。
知っている農家の方数名も、感謝状を贈呈されていらっしゃいました。
3.農業総合研究所
2月8日に、第1回かがわアグリフードネット交流会が開催されました。
基調講演は、農業ベンチャー初の上場企業である『株式会社農業総合研究所』の及川社長による『農業で起業~ゼロから上場まで~』でした。
恥ずかしながら、『農業総合研究所』のことを存じ上げていなかったのですが、『農家の直売所』という事業は非常に素晴らしいものだなぁと思いました。
参加されていた農家の方もたくさん、素晴らしかったとおっしゃられていました。
特に、出荷は膿瘍のみという農家の方にとっては、一度試してみる価値は充分あると思いますね。
4.現場視察
2月15日、香川県農業経営者協議会の法人部会の現場視察が行われました。
まずは、スマート農業に取り組まれており、GXハウスを導入されている『グリーンフィールド』さんに行きました。
最後は、耕畜連携に取り組み、新たな設備を建設中の『赤松牧場』さんに行きました。
5.最後に
2月のこの3日間を通じて、とても良いお話をたくさん聞けましたし、とても良いものを見ることもできました。
3日間とも懇親会に参加し、農家の方々をはじめ、色々な農業関係者の方々ともお話できましたが、お手伝いできそうなことやコラボできそうなこともあり、非常に充実したものとなりました。
また、香川県には一般企業の経営者以上にものごとをよく考えられている農業法人の経営者が非常に多いと改めて感じるとともに、自分の考え方や事務所の目指す方向が間違っていないことを再確認しました。
少しでも力になりたいと思う2月でした。
2019年2月25日 國村 年